【新唐人2011年3月22日付ニュース】地震災害学には、“本当に怖いのは地震ではなく、建築である”という言葉があります。東日本を襲った今回の大地震では、家屋の損壊で亡くなった人はほとんどいません。一方、中国の四川大地震では、学校校舎はおから建築と呼ばれ、多くが手抜き工事で、多くの子供たちの命を奪いました。
日本の学校の校舎は一般の建築物よりも頑丈に作られ、大地震の際には、避難所として使われます。
学校の看板には“避難所”の文字。また椅子に必ず置いている座布団は、災害時には防災頭巾になります。子供たちがかぶっているこれが、子供の命を守ります。
文部省のある文書には“学校は日本の未来を担う子供たちの命を預かるところ”とあります。したがって、学校の校舎は最も頑丈なのです。
では、四川大地震の際の中国の校舎を見てみましょう。学校の看板や国旗はまだあるのに、生徒と校舎は跡形も残っていません。
地域で最も優秀な学校ですら、骨組みしか残っていない一方、政府ビルや企業ビルは立派に残っています。
“中国の未来”はこのように消えて行きました。
四川省・高福食品会社の高社長はブログにこう綴りました。“メディアは、子供は祖国の花のつぼみ、中国の未来だと言うが、地震は多くの小さな命を一瞬にして呑みこんだ”。
次に、日中両国の地震後の道路の様子を見てみましょう。
これは日本の道路。マグニチュード9の大地震後、まるで破れた布になったものの、裂け目がきれいで、基礎がしっかりしています。
一方、中国で有名な陳倉道路。水道管がめちゃめやに破裂しました。
ネットユーザーらが嘆くのも理解できます。“これがまさにギャップ。品質など中国では空論だ”。
新唐人テレビがお送りしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2011/03/17/a506062.html.-地震震出中日建築質量優劣.html#video